アジア人の4分の1が賄賂を経験 


 興味深い調査結果ですね。賄賂がなければ、あの爆買いも見られなかったのかもしれません。アジア各国の平均年収と貯蓄額の違和感からも想像できることでしょう。この調査結果で言える事は、現地で、我々外国人が成功する難しさを物語っていると私は思います。特に日本人には「賄賂=悪」という考えが付きまといます。よそ者が現地の人々、社会に入っていく事は、至難の技です。さらに、この「文化」の違いが余計に難しくしています。
 
 私自身の経験談では、広告会社の担当者が広告枠を確保するので「賄賂」を要求してきたり、高校の先生が留学を斡旋するので要求してきたり。自分の社員も密かに取引先に要求していることなんて事もありました。ベトナムのとある日本人経営者はこれを「潤滑油」と呼んで見て見ぬ振りをしていると言っていました。もちろん、資本主義社会ではフェアに競争すべきですが、急激な経済成長の背景にあるのは「賄賂」と言っても過言ではありません。

 

アジア人の4分の1がワイロ経験 日本でも… (調査結果)

 

世界各国の汚職などを監視する「トランスペアレンシー・インターナショナル」は3月7日、アジア諸国における腐敗実態の報告書を公表した。公共サービスを受けるため、過去1年間で4人に1人以上が賄賂を払ったことがあることが明らかになった。報告書は、日本や中国、インドなどアジア太平洋地域の16カ国を対象に、約2万2000人から聞き取った内容を基にまとめた。

報告書によると、各国のワイロの割合や人口を基に計算すると、過去1年間で賄賂を支払ったのは、16カ国で推定9億人にのぼる。

賄賂を支払った人の割合が高い国は、インド(69%)やベトナム(65%)で、教育や医療などの基本的な公共サービスを受けるために、賄賂を支払いを要求されるケースが多いという。

日本は0.2%で、16カ国の中で最も低かった。

公共サービスの中でも、賄賂を求めるのが最も多いのは警察で、過去1年に警察と連絡を取った人の3分1弱が、金銭を渡したことがあったと話した。

年齢別に見ると、若い人の方が賄賂を支払った人の割合が高く、35歳以下が34%、35〜54歳が29%、55歳以上が19%だった。

トランスペアレンシー・インターナショナルは声明で、「各国の政府は腐敗を排除するため、さらなる措置を取らないとならない。何百万もの人が、公共サービスを利用するのに賄賂を要求され、貧しい人が最も被害を受けている」と指摘。「政府は、賄賂に伴う損失を防ぐため、金銭の受け渡しに対する制裁措置を厳しく取るべきだ」と提案した。

 




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