〜海外で働く〜海外現地採用について考える


-3年後、5年後のビジョンは持っておこう!

 海外で働くという経験は、語学の習得のみならずご自身のキャリアアップにおいても人生の財産となるかと思います。しかし現地採用という立場上、将来の保証ははっきり言って何もありません。言い方は悪いですが、契約社員である現地採用組は雇用主である企業からするといつでも切れる都合の良い存在でもあるわけなのです。日本へ戻ってからの働き先が確保されているわけでもなく、保険はおろか年金や老後の心配も尽きない。実際に海外で現地採用として働いている人の多くがそんな不安を抱いているのではないだろうか。

 大切なのは、自分が主導で人生を動かしていくことだと思います。

 3年後、5年後、10年後というビジョンをしっかりと持つことが大切になります。そのビジョンは今の段階では5年後、10年後はぼんやりとしたものかもしれません。海外で仕事をすることで、思いがけない良き出会いもあるだろうし、自ら気がつかなかった新たなご自分を発見するかもしれません。これから経験するであろうそんな出来事の中で、そのビジョンが軌道修正され具現化されていくのです。しかし何もビジョンがなければ、ただ海外で仕事をして生活しているというだけで、何も成長のない自分に焦りを感じ不安を覚えるようになってしまいます。

 また、会社にとって都合が良い存在ということは、裏を返せば自由な身であるとも言えるかと思います。

 ご自分の身の振り方はご自身で決めることができます。平凡だった日本での会社員時代とは違い、ご自分の意志次第で切り開いていく人生は可能性に満ち溢れています。しかしその分、ご自身を高めなければ生き残れません。そんな危機感と今の環境を楽しめるバイタリティがあれば、現地採用としての海外生活はきっと有意義なものになることと思います。

 私自身が海外生活で感じたのは、日本とは違った時間が流れているということです。時間の流れ方が早いか遅いかは、それぞれの環境で異なると思いますが、時間に対する感じ方が異なってくることは間違いありません。日本ではどうしても周囲の目が気になります。例えば30歳前後であれば、結婚適齢期でもあり会社の同期や学生時代の同級生が結婚していけば、自分も乗り遅れまいと意識し焦りはじめるかもしれません。社内での昇進争いも気になります。しかし海外にでれば、周りを意識することもなく仕事やプラベートに集中することができます。自動的に敷かれたレールに沿って生きる必要性を感じなくなります。ご自分のキャリア、プライベートにおいても3年後、5年後、10年後というビジョンを持つことで、いつかは戻るであろう日本での生活とリンクさせると、短期間の目標も明確になってくることと思います。

それは、わかりやすく成功した前例、いわゆるロールモデルがないからです。日本に住んでいれば腐るほど参考にすべきビジネスパーソンはいますが、海外、ましてや現地採用となるとそういう人はいません。僕は、「明確にポジションを取れば、不安に苛まれずに自らの将来に向かって前向きに進める」と思います。そうすれば下手に不安になることがありません。

引用元:Keep Rockin’!BRO!.「現地採用は後付けでもいいからポジションを取るべきだ」

 

-リスクを取るか可能性を取るか

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 海外に出ると、日本の良さを改めて感じます。生活環境、社会秩序、洗練された人々。どこを見ても日本は恵まれた国だとつくづく感じます。なぜ、私はわざわざ新興国にまで来てこんな苦労をしているのか。苦境に陥いるとつい自問自答してしまいます。過去を振り返り、この選択肢で良かったのかと自分を責めてしまう。しかし明確に自分の目的をもってやってきた人は、そんな時もすぐに気持ちを切り変えることができると思うのです。

 日本でもらっていた手取額(給与)が半分以下になるなんてことも珍しくありません。それでも現地のローカルスタッフに比べれば随分と高給取りです。生活には困らないレベルです。実力次第で昇級のチャンスもあります。目標があります。自ら飛び込んだ世界で、お金をいただきながら学ばせていただいている、そんな謙虚な気持ちを持ち続けたいものです。

 せっかく日本を飛び出したならば、できるかぎり自分に厳しい環境に身を置いたほうが良いだろうとも思います。それは3年後の自分の目標値に照準を合わせることでもあります。しかし最初から、ローカル企業へ就職するというのはかなりハードルが高いです。ネィティブレベルの語学力のほか、商習慣の違いに拒絶反応を起こしてしまうかもしれません。しかし、現地日本法人に勤めて周囲の友人は日本人ばかりとなると、日本で仕事しているのとなんら変わりのない環境になってしまいます。ここは難しい判断ですが、ご自分の語学力、適応力に合わせて、仕事環境を選んでください。

海外現地採用で幸せになる人の3つの法則

(1)なんで日本で就職しなかったのかを明確にする。(2)他人と比較して自分の幸せを確認する習慣をやめる(3)日系企業を避ける。
引用元:退職プータイム退職プータイム

  今や、日本で生きていく上での「安全神話」は崩壊し始めています。大手企業に就職すれば、一生安泰といったことも全くなくなりました。今後は公務員の世界でも、成果主義や人員削減の動きが活発になるかもしれません。少子高齢化社会の日本においては、市場は確実に縮小していくのです。いつリストラされるかわからない環境下で組織にしがみついて生きていくのか、またはアジアという大海原で自分の可能性を見つめ直すのか。ビジョンさへ描けたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 



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