海外転職の方法


-まずは情報収集から

 アジアでの就労に限らず、就職活動でまずは行うことは情報収集になります。待遇や手当の有無はもちろんのこと、仕事内容、職場環境や生活環境などまでしっかりと確認する必要があります。海外での仕事探しとなるとなおさら情報の収集力が重要になります。あらゆるリソースから収集するのと同時に、実際に現地に出向き、職場環境や生活情報などを自分の目で確かめることをおススメします。

 主な情報収集源としては

 ①求人サイト

 ②フリーペーパー

 ③企業サイトの求人ページ

 ④人材会社

 ⑤知人の紹介

 がある。まず

 ①の求人サイトは、日本に本社を置きグローバル展開している人材会社の求職サイトから、現地に根ざした求職サイトまであります。その多くが日系企業が運営しています。

 以下は日本でも面談ができる人材会社です。

 JACリクルートメント
 転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】
 転職エージェントのパソナキャリア

 ②のフリーペーパーについては、現地で日本人向けに作られたフリーペーパーになります。現地に行かなければ入手はできないが、ローカルエリアの最新情報が入手でき情報収集源としては大変有効です。タブロイドの大きさの新聞スタイルのものもあれば、雑誌スタイルのものなど携帯は様々。またインターネット上で現地の日本人向けに情報提供しているサイトもあります。フリーペーパーの詳細についてはお仕事探しに役立つフリーペーパー情報を参考にしてください。

 ③の企業の求人ページは、現地にある会社の求人ページから直接申し込むことを指します。今では多くの企業が求職サイトや人材会社に委託していることが多く、この4つの方法の中では最も活用頻度が低い方法かもしれません。

 ④の人材会社というのは、人材紹介会社に登録をしてコンサルタントと面談を行い、自分の希望や条件に合う求人企業を紹介してもらうという方法です。多くの場合、登録料は無料のためおススメです。人材紹介会社は日本に本社があり現地法人を有する企業から、現地にのみ法人を持つ比較的規模の小さい会社まで様々。人材紹介会社を上手く活用しようもぜひ参考にしてほしい。

 最後の⑤は、最も多面的に効率良く情報収集ができるでのはないだろうか。概ね①から④までの方法ではその職場の良い面だけがクローズアップされる傾向があります。ベストは①から⑤までを全て活用しあらゆる方面から情報収集することです。ただ日本にいるとなかなか全てのルートを活用することは難しいでしょう。その場合は①と④を複数社利用すると良いかと思います。

 

-アジアで働く日本人は大きく分類すると4種類

 アジアで働く日本人は以下の4つに分類されます。一方海外在住日本人の増加に伴い、海外の日本人学校で働く先生も近年増加しています。教員免許を持つ人は検討してみてはいかがでしょうか。海外の日本人学校勤務の場合は、政府から派遣の「現地駐在員」扱いと現地の日本人学校と直接雇用契約を結ぶ「現地採用」扱いの2種類があります。

 「現地駐在員」
 日本の企業から派遣と言う形で、現地に駐在する。2年~3年と駐在期間が決まっている場合が多い。一般的には住宅や保険などは会社が負担する。危険手当てなどもあり、待遇は充実している。

 「現地採用」
 現地の法人との直接雇用契約を結ぶ。契約期間は一年更新の場合がほとんど。住宅補助
や保険は支給されない場合が多い(最近では海外旅行保険は会社が負担するケースが多い)。手当てはほとんどないと思ったほうが良い。

「現地で自分で事業を立ち上げる」
 現地で、法人を立ち上げるかフリーランスとして事業を行う。留学生として、または現地法人に一定期間所属し、現地での市場調査や人脈を構築してトライする人もいる。

 「配偶者」
 結婚相手が現地の人で、配偶者ビザで現地で仕事をするケース。

 

-駐在員だからといって良いことばかりでもない

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 はっきり言って、駐在員は現地採用と比較すると恵まれています。外国人専用の超高級マンションが与えられ、お手伝いさん(メードさん)が掃除や食事まで用意してくれるところもあります。手当もいろいろ付いています。日本の給与と別に海外手当がもらえるから、それは貯金もできますね。しかし良いことばかりではないということも知っておいたほうが良いでしょう。

駐在員は給料がメチャクチャいいです。危険手当とか、メードさんを会社が雇ってくれたり、超高級マンションをあてがわれたり。ただ、いつ飛ばされて、いつ帰らされるか、どの国に行かされるかもわからない。日本の企業ってやっぱり新卒を大切にするので、できたら新卒で日本のグローバル企業で働く方が得ですが、そんなに簡単に日産やトヨタやソニーに新卒で入ることはできない。海外で働きたい人も山ほどいて、結構みんな優秀です。そもそも会社が超デカいから、まったく関係ない部署に配属されることもある。

引用元:The Huffington Post Japan「先進国はどんどん貧しくなる」 森山たつをさんが語る海外、しかもアジア就職のススメ

 
 駐在員にはそもそも任期というものがあります。一般的には2年または3年でしょうか。また、本社で海外に行きたいと希望を出し続けても叶わずようやく辞令がでれば、自分の行きたい国に行けるとも限りません。さらに、生活にようやく慣れてきた頃に会社の事情で急遽帰国なんてこともあり得ます。海外に駐在している間に本社の事情も様変わりし、日本へ戻ると自分のポジションがなくなっているなんて事も珍しくはないのです。それで海外を転々としている駐在員もたまにお目にかかります。このように会社の事情一つで全てが決まるため、自分の意思ではどうにもならないということも知っておくべきです。

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 さらに、ここ10年ほどで、華やかだった日本企業の駐在員生活も陰りを見せています。超大手企業を除けば、駐在員の手当てはかなり削減されているように思います。以前のように恐ろしいほどの高級住宅(家賃50万円など)に住んでいる駐在員もあまり見かけなくなってきました。

浜松や静岡の部品会社は、日産やトヨタに着いていって、自分たちもインドネシアで部品を生産しないと食っていけなくなってる。だけど誰も行きたがらない。マイホームを買って35年ローンを組んだ瞬間、やめられない状態にしてから海外へ飛ばすわけです。
引用元:The Huffington Post Japan「先進国はどんどん貧しくなる」 森山たつをさんが語る海外、しかもアジア就職のススメ

 現地採用は、待遇面では駐在員に比べると確かに劣ります。しかし周囲のローカルスタッフに比べれば数倍の所得はあり、現地での生活に困るわけでもないのです。ご自身のビジョンさへしっかりとしていれば、日本で勤めていた頃とは違った充実感はあります。成果をあげればすぐに評価されるし年度更新の際にその成果が給与に反映される可能性が高いのです。なぜなら有能な日本人がアジアのどこでも不足しているからです。自分の意思次第で自ら切り開いていけるというところが現地採用の良いところだと思います。

 



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