「世界MBAランキング」国内1位 東大や京大、慶應ではなく新潟のあの大学


The Economist(エコノミスト誌)が発表の2015年度世界MBAランキングでは、日本の大学の中でトップになったのは、東大でも京大でも、早稲田でも慶応でもなく新潟の国際大学だったという記事。

「すべての課程において教授陣とマンツーマンに近い、手厚い教育」

「グローバルな人脈づくりが可能」

「日本人学生は全体のなんと1割!!」

と日本の大学らしからぬこの特徴は驚きですが、肝心の卒業生がどんな活躍をしているのかが知りたいところですね。

語学力、海外での人脈はとてもとても大切なのですが、日本人が最も弱い国際マインドをどのように養っているのかに私個人的には興味があるところです。そして海外から国際大学へやってきた留学生たちが、どのように日本を媒介として活躍しているのかにも注目したいところです。

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以下、ZUU online 11月7日(土)6時10分配信より抜粋。

The Economist(エコノミスト誌)が発表する、2015年度世界MBAランキングにおいて、日本の大学の中でトップになったのは、国内の機関が発表するランキングではトップにあがってくる京大でもなければ慶應義塾大学でもなく、新潟の国際大学だった。

2015年度世界MBAランキングで、国際大学は昨年の96位から90位にランクアップし、日本の大学の中ではトップだった。なお同大学は100位以内にランクインした唯一の日本の大学である。では、国際大学とは、どんな大学なのだろうか。

 

■国際大学の強み 新潟でグローバルな人脈づくりを

国際大学は、広く日本の経済界、教育界並びに地域社会の強い支援を背景に、1982年、国際社会で活躍できる高度な専門的知識を持った職業人の育成を企図して新潟県南魚沼市に開学された。学部はなく、国際関係学研究科修士課程と、国際経営学研究科修士課程の2研究科で構成される日本初の大学院大学である。

また、国際大学は英語を学内の公用語とした日本初の高等教育機関であり、優秀な留学生を受け入れやすくするため、日本で初めて秋入学を採用した。

約300人いる学生のうち日本人は1割程度で、大半を留学生が占める。全学生は、南魚沼市のキャンパス内の学生寮に住んでおり、世界各国(主にアジア)から派遣された政府職員、日本での就職を目指す留学生、日本企業の派遣学生(国内留学生)など多彩な経歴をもつ留学生たちと生活を共にする中で、異文化間でのコミュニケーション能力を磨いていく。

先のMBAランキングでトップ100にランクインしている、米国のダーデン経営大学院(2位)、タック経営大学院(3位)、欧州のIESEビジネススクール(14位)、ウォーリック・ビジネススクール(18位)、ESADEビジネススクール(21位)などのトップスクールとの交流(交換留学生の送り出しおよび受け入れ)が、国際大学MBAプログラムの大きな特徴の一つとなっている。

50位以下でもSDAボッコーニ経営大学院(50位)、EMリヨン・ビジネススクー ル(70位)、インド経営大学院アーメダバード校(60位)、NUSビジネススクール(87位)等の大学と交流がある。

そのような背景もあり、文部科学省は2014年9月、国際競争力の強化に取り組む大学を支援する「スーパーグローバル大学創成支援事業」の「グローバル牽引型大学(全国24校)」に指定した。

エコノミスト誌では、MBAランキングに加えて、修了生の国際性(23位)、修了3ヵ月後の就職率(31位)のカテゴリーでも同大学を高く評価している。

MBAランキングにランクインしたのは、国際経営学研究科だが、国際関係学研究科も、2014年のフランスの大学評価機関「Eduniversal」の「The Best Masters Ranking worldwide」において、公共経営・政策分析プログラムがアジア10位(国内3位)、国際開発学プログラム(国際開発学修士)がアジア15位(国内3位)、国際開発学プログラム(経済学修士)がアジア24位(国内5位)にランクインした。

同大学では、新入学生から院生に至るまで、すべての課程において教授陣とマンツーマンに近い、手厚い教育が行われる。そして特筆すべきなのは、グローバルな人脈づくりが可能という点である。

卒業生の大半が連絡先を把握し、学生たちは卒業後も連絡を密に取り合っているという。卒業生・在学生の全員が人脈ともいえる稀有な大学である。このネットワークを活用して、世界中でビジネスを展開することができる。

もう一点、附属の研究施設が充実していることも、加えておきたい。国際大学の附属研究施設の中で、グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)は米・ペンシルバニア大学の「シンクタンクと市民団体プログラム(TTCSP: Tnink Tanks & Civil Societies Program)」が発表した年次報告書『2014年世界有力シンクタンク評価報告書(2014 GGTTI: 2014 Global Go To Think Tank Index Report)』において、「世界のトップ・シンクタンク Science & Technology部門」の第31位にランクインした。

報告書では、総合・地域別・研究分野別・目的別の4つのカテゴリーで、世界のトップ・シンクタンクをランキングしているが、GLOCOMは、13ある研究分野別カテゴリーのうち、「Science & Technology部門」第31位(日本第3位)で、初めてランキングされた。

 

■入試方法 仕事を辞めずに大学院へ

どうすれば国際大学に入れるかだが、国内居住者については入学試験の成績および出願時の提出書類により総合判定。海外居住者は書類による選考が行われる。2016年度の募集定員は国際関係学研究科が125名(国内居25名程度、海外居住者100名程度)、国際経営学研究科が90名(国内居住者30名程度、海外居住者60名程度)である。

国際経営学研究科では、社会人特別選抜も実施される。出願資格は所属する企業・団体等からの推薦により出願し、在職のまま就学することが承諾されている国際経営学研究科への入学志願者(就学期間中の休職も含む)であること。 (注)所属する企業・団体等の人事担当責任者が作成した就学承諾書の提出が必要。

入学試験の成績及び出願時の提出書類により総合判定し、GMAT/GREスコアの提出に代え、IUJ Mathテストでの受験が可能。TOEFL、IELTSまたはTOEICの成績証明書に代え、所属する企業・団体を通じて受験したTOEIC-IP(団体特別受験制度によるTOEIC IPテスト)のスコアを提出することができる。MBA取得に興味のある大学生や社会人は、トライしてみてはいかがだろう。(ZUU online 編集部)

 



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