20代で社長が当たり前!東南アジアの若さ


とにかく若い!東南アジア。

 東南アジアの人口は6億3000万人を超えます。その中でもに特筆すべきは、平均年齢の若さです。東南アジア全体で平均年齢は約29歳であり、日本は平均年齢が約45歳であることを考えると、いかに若いかはご想像いただけるかと思います。 

 下記、グラフは東南アジア全体の年齢分布です。

se

 各国別では以下の通り。統計の方法によって数値が若干異なるため、あくまで参考ですが。若いですよね〜。

 シンガポール    約550万人 約38歳

 マレーシア    約3,000万人 約27歳

 インドネシア  約24,000万人 約28歳

 ベトナム      約9,000万人 約28歳

 ミャンマー     約6,500万人 約27歳

 カンボジア    約3,000万人 約22歳

 フィリピン     約9,000万人 約23歳

 タイ        約6,500万人 約34歳

 このように、東南アジア各国は世界的に見ても大変若く可能性に満ち溢れています。ベトナムで留学生募集をする日本の大学関係者は「どの大学もそうだが、特に私立では学長で30代、40代が多い。他国に比べると、結論をだすのが極めて早い」と言う。学校関係者というと教育畑の出身者が多くビジネス的要素に対して懸念する人も以前は多かったようですが、彼ら若年経営者は教育的ビジョンとビジネス感覚の両方を持ち合わせ、大変バランス感覚に優れているそうです。

 

「市場」を自らつくり出していくおもしろさ。

bd02ccf3ed92b82a180a4c872b904d90_m

 中国で学習塾を開いた経営者がこんなことを以前、言っていました。「自ら市場をつくり、それを拡大させていく過程はとてもたのしい。顧客が単なる顧客という枠を超え、彼らの意見も反映しながらパートナーとしてその市場を一緒に作り上げていくことを実感している」と。「教育」産業は、東南アジアでも間違えなく大きなビジネスになっていくことと思います。中国では一人っ子政策が実施され、こども一人当たりにかける教育費の割合が1カ月の世帯総支出の44%を占めたという統計もあります。

 インドネシアに拠点を置き、現地日本人向けに情報発信をしているジャカルタ新聞の記者は、「インドネシアにもKUMON(くもん)が進出し、大変人気があります。公文塾に我が子を通わせるために、お母さんがこども2人をバイクに乗せて、つまり三人乗りで夕方に通う姿を最近見かけます」と言う。彼によると、月収の半分にあたる学費を払ってでも、我が子には先進的な教育を受けさせたいという親たちがインドネシアにもたくさんいるとのことです。

 大学に入るための日本のセンター試験にあたる統一試験がアジア諸国でも5月〜6月頃に実施されていますが、この試験が一発勝負であり、いい大学に入れるかどうかで、社会に出てからの人生がほぼ決まるなんて状況も珍しくなく「教育」にお金を注ぎ込む理由もうなずけるわけです。

 成長が期待される産業としては、サービス業では「飲食」や「美容」。さらに経済発展と同時に急務なのが「インフラ」整備、そして「環境」ビジネス。中国や台湾などでは「福祉」分野でも日本企業が培った技術や知識が必要とされています。

 特に中国の大学では「福祉」という専門がなく、それは看護と同義で捉えられています。中国は2035年までに2人の現役労働者が、高齢者1人を支える「超高齢化社会」に突入にするとされています。中国社会を支えるためには、日本の福祉業界のサポートが必ず必要になることでしょう。一方、台湾に行くと、東南アジア出身のヘルパーたちが、お年寄りの車椅子を押す姿を目にします。日本の福祉系の大学や専門学校では、外国人留学生の受け入れに積極的な学校も増えており、今後日本国内の福祉分野における外国人就労ビザが解禁されれば、ビジネスとして一気に動きだすことでしょう。

 



(Visited 422 times, 1 visits today)